「五輪中止」陳情不採択は「言語道断」/小池書記局長、厳しく批判「江戸川の街頭演説で」

江戸川の街頭演説で

原純子都議予定候補(右)、太田彩花衆院東京16区予定候補(左)とともに訴える小池晃書記局長=29日、東京都江戸川区(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党の小池晃書記局長は29日、東京・江戸川区内の街頭演説で、自民、公明、「都民ファースト」の3党が28日の都議会文教委員会で東京五輪・パラリンピックの開催中止を求める住民の陳情に反対し、不採択にしたとして、「言語道断だ」と、厳しく批判しました。

住民の請願は、新型コロナウイルスによる医療提供体制のひっ迫や、感染爆発のリスクから、大会を中止し、経費を住民のために使うことを求めたもの。小池氏は、「自民、公明は問答無用で反対し、都民ファーストの幹事長は『都民の命と暮らしを守ることが最大の使命だ』と言いながら反対した。支離滅裂だ」と述べ、「都民の命と暮らしを犠牲にして五輪を強行するなど、言語道断ではないか」と批判しました。

そのうえで、小池氏は「今度の都議選の最大の争点の一つが五輪問題だ。五輪は中止して、コロナ対策に集中せよ。この声を、党派を超えて日本共産党に託してほしい」と訴えました。

(2021年5月30日付「しんぶん赤旗」より)


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