国は安全確保し補償を/東京外環道地下空洞 山添氏ら調査

新たな地下空洞が見つかった現場付近の住民から話を聞く山添氏(中央)ら=16日、東京都調布市(写真提供:しんぶん赤旗)

東京外環道地下トンネル建設工事が行われている東京都調布市東つつじケ丘の住宅街で、地中に3カ所目となる新たな空洞が見つかったのを受け、日本共産党の山添拓参院議員、里吉ゆみ、原田あきら両都議、田中とも子都議予定候補、岸本直子市議は16日、現地を調査し、住民から話を聞きました。

この地域では昨年10月以降、トンネル直上で市道の陥没や地下空洞が相次いで発覚。これを受けて工事が中断しています。

「外環被害住民連絡会・調布」の河村晴子共同代表の自宅では、昨年秋以降、家の外周のコンクリート敷石に幅1センチ程度の亀裂が入り、段差が生じました。河村さんは「これまで亀裂も沈下もなかったのに、シールドトンネルが掘進されてから、この一帯で亀裂や傾きが起きた」と話します。

滝上広水共同代表は「国交省や高速道路会社は『大深度地下を掘るから地上に影響しない』と、地盤の調査もまともに行わず工事を始め、陥没や地盤沈下が起きた。国は責任を持って安全を確保し、補償してほしい」と言いました。

山添氏は調査後、「地盤沈下や建物の亀裂が広範囲で生じているのが分かった。住民は工事による騒音、振動にも悩まされており、国・都・道路会社がまともに説明も補償も行わず建設を進めることは許されない。国会で徹底的に追及したい」と語っていました。

(2021年1月17日付「しんぶん赤旗」より)