今後の都政だけでなく解散・総選挙を巡って緊迫する国政にも大きな影響を与える都議選(総定数127)が、任期満了に伴い今夏行われます。日本共産党東京都委員会は第1次分として22選挙区に22人(現職16、新人5、元職1)の予定候補を発表し、現有18議席からの躍進を目指し、年初から奮闘しています。

支え合う温かい都政を
 田辺良彦都委員長は都庁で行った候補者発表の記者会見(12月22日)で、「新型コロナウイルス感染症から都民の暮らし、営業、雇用を守る。市民と野党の共闘を発展させ、自公と補完勢力を少数に追い込みたい」と、意気込みを語りました。
 田辺氏は小池百合子知事が「コロナ感染から命を守る」と言いながら具体策がなく、PCR検査も1日1万件程度にすぎないと指摘。都立病院や保健所の体制を弱めた歴代自公都政の矛盾が噴出しているにもかかわらず、小池都政とそれを支える各党は、「都立・公社病院の地方独立行政法人化で都の責任を後退させようとしている」と批判。
 また、小池知事は「稼ぐ都政」といいながら、「大型開発最優先で外環道建設や羽田空港の新飛行ルート、カジノの検討を進める一方で、暮らし・福祉は自己責任という新自由主義的な自民党型都政を進めている」と告発。「そうした中でも都民運動と力を合わせて、暮らしと福祉を守る立場で都政を動かす大きな役割を発揮している」とのべ、共産党都議団の果たしている役割を強調しました。

共闘の力で転換はかる
 田辺氏はまた、都議選の意義について「都政の前途を左右するとともに、国政の動向にも影響を与える」と指摘。「次の総選挙で政権交代を実現し野党連合政権をつくっていく決意で共産党は取り組んでいる。都議選での野党と市民の共闘の勝利、共産党の躍進を勝ち取ることができれば、その流れを加速させる大きな力になる」と力を込めました。
 その上で「共産党の議席をさらに増やし、市民と野党の共闘もさらに発展させて都政の転換をはかり、支え合うあたたかい東京をつくっていきたい」と表明しました。
 共産党の他、都民ファーストの会(現有49人)、自民党(同26人)、公明党(同23人)、立憲民主党(5人)、東京維新の会(同1)なども予定候補を発表し、活動を強めています。

都議選の予定候補(第一次分)
 日本共産党東京都委員会が12月22日発表した都議選の予定候補者(第1次分)22氏は次の通りです。(選挙区の後のカッコは定数)
◇港区(2)
野口ひろき(46)=新=党港地区委員・都政くらし・福祉相談室長
◇新宿区(4)
 大山とも子(65)=現= 党都議団長、幹部会委員、都副委員長。都議会公営企業委員会理事、都議7期
◇文京区(2)
福手ゆう子(43)=新= 党文京地区常任委員・都政対策委員長。元区議1期
◇江東区(4)
あぜ上三和子(65)=現= 党都議団副幹事長、都委員。都議3期
◇品川区(4)
白石たみお(38)=現= 党都議団政調委員長、都委員。都議会厚生副委員長、都議2期
◇目黒区(3)
星見てい子(63)=現= 都議1期
◇大田区(7=1減)
藤田りょうこ(46)=現= 都議1期
◇世田谷区(8)
里吉ゆみ(53)=現= 党都議団政調委員長代理、都委員。都議会環境・建設副委員長、都議2期
◇杉並区(6)
原田あきら(45)=現= 都議1期
◇豊島区(3)
米倉春奈(32)=現= 党都委員。都議2期
◇北区(3)
そね はじめ(68)=現= 党都委員。都議6期
◇板橋区(5)
とくとめ道信(68)=現= 党都委員。都議2期
◇練馬区(7=1増)
とや英津子(57)=現= 党都議団政調副委員長、准都委員。都議会文教委員会理事、都議1期
◇足立区(6)
斉藤まりこ(45)=現= 都議1期
◇葛飾区(4)
和泉なおみ(58)=現= 党都議団幹事長、都委員。都議会都市整備副委員長、都議2期
◇江戸川区(5)
原純子(56)=新=河野ゆりえ都議事務所長、党都常任委員
◇八王子市(5)
アオヤギ有希子(41)=新= 党八王子地区委員。市議3期
◇町田市(4)
池川友一(35)=現= 党都議団政調副委員長、准都委員。都議会財政委員会理事、都議1期
◇日野市(2)
清水とし子(57)=新= 党准都委員。元市議5期
◇北多摩1区(3)
尾崎あや子(62)=現= 党都議団政調副委員長、都委員。都議会経済・港湾委員会理事、都議2期
◇北多摩3区(3)
田中とも子(63)=元= 党准都委員。元都議1期、元狛江市議4期
◇北多摩4区(2)
原のり子(55)=現= 都議1期