国立市長選 土屋氏が第一声/PCR検査拡充を

13日投票

グータッチで支持者に応える土屋候補(左)=6日、東京都国立市(写真提供:しんぶん赤旗)

東京都国立市長選が6日告示(13日投票)され、無所属新人で「流れを変える・くにたちの会」の土屋くによし氏(72)=日本共産党、社民党、国立・生活者ネットワーク推薦=が第一声をあげました。現職の永見理夫氏(71)との一騎打ちです。

土屋候補は、コロナ禍のなかで、PCR検査の拡充や保健所の設置、事業者支援を訴えました。また、開発優先の市政を転換すると述べ、

▽切り捨てられた福祉施設の復活
▽少人数学級の推進
▽浸水地域への給食センター移設見直し

―などの政策を掲げました。

土屋氏は「市民の声に耳を傾けない現市政の流れを、市民に向き合う市民に優しい良識のある市政に変えたい。みなさん、私の背中を押してください」と訴えました。

日本共産党の宮本徹衆院議員、菱山南帆子さん、「辺野古」県民投票の会元代表で一橋大学院生の元山仁士郎さんらが駆けつけました。

宮本氏は、コロナ禍で多くの事業者が倒産していると述べ「事業者支援が必要です。土屋氏を押し上げ、都の支援に上乗せさせよう。不要不急の開発事業を見直し、財源を命や暮らしの支援に回そう」と呼びかけました。

(2020年12月8日付「しんぶん赤旗」より)