憲法の立場に立つ新しい政治を野党連合政権で / 立川で田村智子副委員長、坂井和歌子衆院比例東京候補らが訴え

歩道橋の聴衆らに訴える田村氏(中央)と(右から)坂井、中町両氏=23日、東京都立川市(写真提供:しんぶん赤旗)

東京都の日本共産党立川・昭島地区委員会は23日、田村智子副委員長・参院議員を招いた街頭演説を立川駅前で行いました。

田村氏は、菅政権の新型コロナ感染症対応は「非科学と自己責任」だと批判。事業・雇用の継続や医療機関の減収補填(ほてん)などに7兆円の予備費を直ちに活用させようと力を込め、感染拡大“第3波”への備え・覚悟・戦略をと訴えました。日本学術会議問題では任命拒否を撤回させ、「民主主義を取り戻そう」と呼びかけました。

国民の命・暮らし、民主主義をないがしろにする菅政権を倒し、社会保障に税金を使う、軍事優先でなく外交による安全保障、若い人の安定雇用で強く豊かな社会・経済を実現する政府をと訴え。「憲法9条(平和主義)と25条(生存権)は双子。憲法の立場に立つ新しい政治をめざし、野党連合政権をつくろう」と呼びかけました。

島田清作・立川市民連合運営委員、後藤道夫・都留文科大学名誉教授が応援のマイクを握り、坂井和歌子衆院東京比例予定候補、中町聡立川市議が政権交代への決意を訴えました。

偶然通りかかった男性(74)は「“桜を見る会”問題の田村さんが話していたので聞いていた。今日も立派な話だった。共産党にぜひ頑張ってほしい」と話し、「しんぶん赤旗」日曜版の最新号を購入。聴衆の元に駆け付けた田村氏を“グータッチ”で激励しました。

(2020年11月24日付「しんぶん赤旗」より)