杉田議員辞職求め署名13万

フラワーデモ 自民に受け取り求める

(写真)杉田水脈議員の発言に怒り抗議する人たち=3日、東京駅前

性暴力根絶を訴える「フラワーデモ」は東京駅前で3日、女性や性暴力被害者を侮辱する発言をした杉田水脈衆院議員の辞職を求める署名の受け取りを自民党に求める緊急デモを開催しました。
デモ呼びかけ人の一人で作家の北原みのりさんは、問題発言を認めた杉田氏のブログは性暴力被害への無理解を示すもので、謝罪とは呼べないものだと批判。「わずかの間に13万人分の抗議の声が集まっています。ヘイトと差別を繰り返す議員を比例上位に置き、当選させてきた自民党の責任は重い。自民党は私たちの声を受け止めてほしい」と訴えました。
各地のフラワーデモ主催者らが色とりどりの花を手に、「あのような発言をされると当事者は立ち直れない。だめなものはだめと言い続けよう」(群馬)「うそをつくのは加害者です。支援を議論する場での国会議員の言葉は許せません」(横浜)と発言しました。
フラワーデモは、全国の性被害・女性支援団体からも抗議の声と賛同が続々届いており「このまま終わらせるわけにはいきません」とのステートメントを発表しました。
日本共産党からは笠井亮衆院議員、池内さおり、梅村さえこ両前衆院議員が参加しました。

(2020年10月4日付「しんぶん赤旗」より)