困りごとはないですか/文京区で民青と労組がフードバンク

この記事は約2分で読めます。
民青がCU東京文京支部の応援を受けて開催したフードバンク

民青がCU東京文京支部の応援を受けて開催したフードバンク=20日、東京・後楽園駅前(「しんぶん赤旗」提供)

 「コロナ禍で困ったことはありませんか」

 東京都文京区の民青同盟は、後楽園駅前で、コミュニティユニオン(CU)東京文京支部の応援を受けてフードバンク&働き方・学生生活相談会」を開きました。

 雨が降る中、お米やインスタント食品、日用品などを無料で配り、アンケートで困りごとなどを聞きました。

 個人加入の労働組合CU東京文京支部は、食事しながらの何でも労働相談会「わかもの食堂」を定期的に開いていますが、開催が難しい今、今回の企画を後援。
 山田三平書記長は「どんな状況でも若者支援を続けていきたい」と話します。

 当日もお知らせの宣伝カーを走らせ、それを聞いてきた人もいました。

 「看護師の母親にバイトに行くのを止められている」という学生らが受け取りましたが、自立つのは子どもを連れた若い母親です。

 「友人にSNSで教えてもらった」という文京区の女性(38)は小学1年生の娘と来ました。娘が登校できない間、パートを休職。収入は3割減になる一方、食費や水光熱費など出費は増えました。
 「貯金が底をつき、一人10万円の給付金もすぐなくなりました。もう一度、給付金を支給してほしい。切実です」と話しました。

(2020年9月22日付「しんぶん赤旗」より)