【衆院厚労委】短期保険証 至急本人に/宮本徹議員「自治体へ徹底を」

宮本徹衆院議員

日本共産党の宮本徹衆院議員は6日、衆院厚生労働委員会で、国民健康保険料を滞納し無保険(資格証明書交付)の人たちに短期保険証を発行して、大至急本人に届けるように全国の自治体に徹底することを求めました。

 宮本氏は、2月19日の衆院予算委員会でも短期保険証の発行を要求したことを紹介。「資格証明書を短期保険証と見なすという通知を政府は出したものの、資格証明書を発行していない自治体もある。短期保険証を窓口に留め置いているという話も聞く。至急本人に届けてほしい」と求めました。

 加藤勝信厚生労働相は、「2009年に市町村に対して短期保険証の長期の留め置きは望ましくなく、交付は市町村から電話連絡等を実施し、被保険者に届けるように通知している」と答弁しました。

 宮本氏は「その通知があっても、短期保険証を留め置いている自治体がある。今届ける必要がある」と指摘。加藤氏は、「そういうところがあれば、私どもの方から個別に対応する」と語りました。

(2020年3月8日付「しんぶん赤旗」より)