小池晃書記局長 全国保険医団体連合会役員有志との集いに出席

2019年7月1日

暮らし支える政治へ

政治を変える展望を語る小池氏(左奥)=29日、東京都内(「しんぶん赤旗」提供)

全国保険医団体連合会(保団連)の役員有志が呼びかけた、日本共産党の小池晃書記局長と語る集い「ストップ!暴走安倍政権~政治を変える展望はどこにあるか~」が29日夜、東京都内で開かれ、医師や歯科医ら約110人が参加しました。

小池書記局長はまず、参院選は「7兆円の年金削減か、年金給付の自動削減をやめるかが大争点だ」と強調。
生活破壊ではなく、年金の立て直しや底上げを進める道をと説明しました。

医師でもある小池書記局長は、平成の30年は患者負担増の時代だったと怒りを込め、経済的理由での治療中断や健康格差が深刻化していると話を進めました。
財務省は窓口3割負担を超す負担増を迫っており、「国民皆保険が崩壊する」と批判。
消費税増税せずに社会保障を拡充する党政策を紹介し、「暮らしを支える政治への転換を」と力を込めました。

参加者は次々と挙手。
「投票率を上げるため、もっと『希望』を打ち出して」という要望に、小池書記局長は「最大の力になるのが野党共闘です」とずばり。
参院選全1人区での一本化や13項目の「共通政策」を力に「政治を変える展望を豊かに語りたい」と述べました。

患者負担の引き下げなど共通政策の発展を求める声には、「もっと豊かにしていく余地はある」と述べ、共闘を進める日本共産党の躍進を訴えました。

保団連副会長の宇佐美宏さんは「暴走政権を止めるため、小池さんに爆走してほしい」とエール。大きな拍手が沸き起こりました。

(2019年7月1日付「しんぶん赤旗」より)