【足立区長選】区民負担の軽減へ 大島候補が奮闘

2019年5月21日 ,

東京都足立区長選(26日投票)が告示された19日、「足立革新区政をつくる会」の大島よしえ候補(69)=無所属新、日本共産党推薦=は「憲法9条を守れ、消費税増税は中止をと堂々主張し、区民負担を軽減して暮らしを守る区長として、押し上げてほしい」と訴えました。

演説を終え区民と握手する大島区長候補=19日、東京都足立区(「しんぶん赤旗」提供)

大島区長候補は、自公区政が国民健康保険料を19年連続で値上げしたことに触れ、「全国知事会も1兆円の公費投入で国保料軽減をと求めている。私も区長として国・都に求めたい。区としても知恵を絞って国保料値下げに全力を挙げる」とカ説。

1601億円のため込み金の一部を活用して、23区で一番高い介護保険料の値下げや、認可保育園や特別養護老人ホームの増設、少人数学級の実現を進めると公約しました。

共産党の山添拓参院議員、元公明党副委員長の二見伸明氏、元自由党都連会長の渡辺浩一郎氏も訴えました。

北千住駅西口で大島区長候補の訴えを聞いた女性(68)は「保険料値下げなど区民の暮らしに寄り添った政策を示す大島さんを当選させたい」と話していました。

区長選は自民党、公明党が推す現職の近藤弥生氏(60)との一騎打ち。

現職陣営の応援に立った公明党の太田昭宏衆院議員は「共産党の候補者に一票でも渡してはならない」と異様な敵意を示しました。

(2019年5月21日付「しんぶん赤旗」より)