当選は小池百合子氏

宇都宮さん(右から3人目)の健闘をねぎらう(左から)宮本、笠井、手塚、小池、福島の各氏
宇都宮さん(右から3人目)の健闘をねぎらう(左から)宮本、笠井、手塚、小池、福島の各氏=5日、東京都新宿区(「しんぶん赤旗」提供)

コロナ危機から東京都民の命と暮らしをどう守るのかが問われた都知事選が5日、投開票されました。

PCR検査の抜本的強化、医療・介護・福祉施設への財政支援、保健所の体制強化を掲げた日本弁護士連合会元会長の宇都宮健児氏(73)は、大健闘しましたが及びませんでした。当選は現職の小池百合子氏(67)。

宇都宮氏は、広範な市民と日本共産党、立憲民主党、社民党、新社会党、緑の党が支援。自主投票とした国民民主党の原口一博、小沢一郎両衆院議員や、野田佳彦前首相、岡田克也前副総理らも激励・応援に入りました。

宇都宮氏は「小池氏当選確実」の報道をうけて開いた記者会見で、支援した野党や市民団体、ボランティアらに感謝を表明。「こういう支えがあったから17日間たたかってこれた」と語りました。

宇都宮氏は「コロナ対策やカジノ誘致の問題などさまざまな都政に関する争点を明らかにすることができた」「引き続き都政の改革、都政を監視する運動、市民運動は続けていきたい」と述べました。

宇都宮氏はまた、「争点を有権者に理解していただくためにテレビ討論は最も有効だと思うが、一度も行われなかったのは大変残念だった」と話しました。

宇都宮選対事務所には、日本共産党の小池晃書記局長、笠井亮衆院議員、宮本徹衆院議員、立憲民主党の長妻昭代表代行、手塚仁雄衆院議員、社民党の福島みずほ党首らが駆け付け、宇都宮氏をねぎらいました。

都内の新規コロナ感染者が100人を超える中、小池氏が感染症対応の主力を担う都立・公社病院を財政支出削減のために独立行政法人化しようとしていることや、検査体制の問題などは引き続き厳しく問われます。

宇都宮氏と小池氏の他、れいわ新選組の山本太郎代表(45)、日本維新の会が推薦する小野泰輔・元熊本県副知事(46)らが立候補していました。

(2020年7月6日付「しんぶん赤旗」より)