東京都の小池百合子知事は21日未明の都議会本会議で施政方針を表明し、「築地は守る」の約束を破って、築地市場跡地(中央区)に国際会議場などの集客拠点を整備する方針案を示しました。

知事は2017年6月の「基本方針」で「築地は守る」「食のテーマパーク機能を有する新たな市場(にする)」と表明しましたが、今年1月の「築地まちづくり方針素案」では市場機能を一切盛り込まず、築地市場跡地を国際会議場・展示場や高級ホテルなどを中核とした集客拠点として再開発すると打ち出しました。

知事は施政方針で「築地は守る」の約束には一言も触れず、3月末までに方針を取りまとめ「築地を、先進性と国際性を兼ね備えた東京の新たな顔として育てたい」と発言。
市場跡地を市場会計から一般会計に売却(有償所管換え)するとした上で、「民間事業者の参画意欲を早期、最大限に引き出すため、事業実施の具体的な検討に着手する」と述べました。

(2019年2月22日付「しんぶん赤旗」より)