《生放送!とことん共産党》暮らし圧迫「外環道」/パントマイミスト松井朝子さんと語る

日本共産党のインターネット番組「とことん共産党」は23日夜、パントマイミストの松井朝子さんをゲストに迎え、司会の田村智子党副委員長・参院議員と、都議選(7月2日投票)の大きな争点の一つ、巨大地下トンネル「東京外環道」について語り合いました。

松井さんは「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」代表委員で、計画中止を求める運動に取り組んでいます。事業費が1メートル当たり1億円に上ることをクイズ形式で紹介しました。松井さんは、地下水問題、地盤沈下や大気汚染などの問題点を指摘。予定地は、東京都三鷹市内の自然が豊かな、松井さんの自宅の近くも含まれます。「空気もきれいだし、野生動物が遊びに来る楽園なんです。カワセミもいますよ」と語りました。

国会内外で「外環道」を取り上げてきた田村議員も「どっちを選択するのか。カワセミがすむような環境を守るのか、道路ばかりの東京にするのか」。

松井さんは、「都政や国への怒りをどこへぶつければ、変えられるのか。それは選挙。市民運動をしていると痛烈に感じる」と述べました。田村議員も「私たちは、市民運動と二人三脚。市民運動の皆さんの願いに応える仕事をしなくてはいけない」と意気投合しました。

この日の番組では、都議候補のうち10人のビデオメッセージ(各1分間)が紹介されました。

(「しんぶん赤旗」2017年6月25日付より)