《都議選大田区》 佐藤・藤田氏を擁立

2016年8月31日 ,

日本共産党大田地区委員会は26日、同区の消費者生活センターで会見し、2017年の都議会議員選挙の候補者2人を発表しました。

現職のかち佳代子都議は、今期での勇退を表明しました。

◇大田区(定数8)

 20160827042186 佐藤 伸 (42)=新=

07年区議当選、現在3期目、区議団副幹事長。区議会こども文教委員、防災安全対策特別委員、党地区統一戦線部長、大田革新懇常任世話人などを歴任

  藤田 りょうこ (42)=新=

96年、都立医療技術短期大学卒、以後20年間、看護師として病院、診療所、訪問看護ステーションに勤務。南部医療労組役員、子育てママの会などで活動

 

 

新人2候補必ず都政に

議席増で暮らし守る

2017年の東京都議会議員選挙で、大田区(定数8)から立候補予定の、日本共産党の佐藤伸(42)、藤田良子(42)=いずれも新=は、26日に区内で開かれた記者会見で、共産党の議席増を実現し、都民の命とくらしを守る都政の実現へ全力を尽くす決意を述べました。

佐藤氏は「大田区民主商工会で10年、区議として3期9年、中小企業が元気になってこそ、大田区の経済も活性化するとの立場で力をつくしてきました。戦争法廃止のたたかいや都知事選、都議補選での野党と市民の共同の前進にも奮闘し、その力をさらにおおきくするために、都議会へ送りだしてほしい」と語りました。

藤田氏は「看護師として医療現場で20年、患者さんたちに寄り添ってきました。3児の母として、認可保育園の増設など子育て支援の切実さを多くのお母さんと訴えてきました。この経験を生かして、都政を変え、医療・福祉の充実のために、都議会で働きたい」と述べました。

岡田克己地区委員長は「大田区選出の都議8人中、自民・公明・東京維新の改憲勢力が7人を占めている。来年の都議選では大田区から何としても日本共産党を1人から2人に増やしたい。5期20年、都議として頑張り、今期をもって勇退する、かち佳代子都議に代わって、大田区から2人の新人を立てて、たたかいます」と述べました。

かち佳代子都議は、「医療現場20年の藤田さん、区議3期の佐藤さん、2人とも子育て中の生活者で、都民の代表としてふさわしい2人を、わたしに代わって都議会へ」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2016年8月28日付より)