東京都の舛添要一知事の、高額海外出張、公用車で神奈川県の別荘通い、政治資金の不正流用問題について「知事の説明は納得できない」などと、1万2000件を超える抗議・意見が都に殺到していたことが19日、わかりました。

都によると、舛添知事の三つの問題に対して、3月8日から17日までに電話やメール、ファックスなどで計1万2300件の抗議・意見が寄せられました。内訳は海外出張が4700件、公用車が2200件、政治資金が5400件。舛添氏が13日に行った政治資金問題の釈明会見以降急増し、都の担当者は電話などの対応に追われたといいます。

舛添知事の高額海外出張の実態は、日本共産党都議団が4月7日の記者会見で発表し、知事に抜本的再検討を求めました。2014年2月に就任以来、今年3月までに8回の海外出張を行い、計2億1305万円を支出。1泊19万8000円もする豪華スイートルームに宿泊しました。

舛添知事には、昨年4月以降の1年間に湯河原の別荘に公用車で48回も通っていたことや、家族旅行の宿泊費などまで政治資金から支出していたことなどの疑惑が判明しています。

都議会で集中的な審議を

共産党都議団は、知事に対し、事実を全面的に明らかにし政治家としての責任をとること、都議会各会派に対しても、臨時議会を開き集中的な審議を行うよう、提案しています。

(「しんぶん赤旗」2016年5月20日付より)