暴走止め希望ある社会に 宮本徹比例東京候補訴え

訴える宮本比例候補(右)と沢井5区候補=27日、東京都目黒区
訴える宮本比例候補(右)と
沢井5区候補=27日、
東京都目黒区

日本共産党の宮本徹衆院東京比例ブロック候補は27日夕、東京都目黒駅頭で沢井正代東京5区候補と街頭演説し、「日本共産党は安倍政権に真正面から対決している唯一の政党」と訴えて、「安倍政権の暴走ストップ、誰もが希望の持てる日本を」と呼びかけました。

駅前では、帰宅を急ぐスーツ姿の人波の中で足を止めて訴えに聞き入ったり、「そうだ」「頑張れ」と声援を送る人の姿も見られました。

宮本氏は、安倍自公政権の集団的自衛権行使容認の閣議決定を厳しく批判し、選挙後には「戦争する国づくり」のための法整備、改憲が狙われていることを指摘。アジア・太平洋戦争で戦死した親族に触れ、「憲法9条は、あの戦争で命を落とした多くの方の遺言」と述べて「安倍政権の進める『戦争する国づくり』に審判を下そう」と訴えました。

沢井氏は、消費税増税で「お客さんが来ない。こんな政治は何とかしてほしい」という地元商店街や飲食店主らの“悲鳴”を紹介。「日本共産党の躍進で暮らし第一の政治へ」と述べ、「消費税は延期ではなく、きっぱりと中止を」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2014年11月29日付より)