遅らばせながら、暮れに映画「女性の休日」を観ました。50年前、アイスランドで女性の9割が仕事や家事を行わず、「休日」と銘打ちストライキを実施。印象的なセリフがありました。「(たたかいは)最初は無視され、次に笑われ、攻撃され、そして最後は勝利する」——理不尽に声を上げ、社会を変えた矜持(きょうじ)をみる思いです。
国会に目を移せば、私たちが大軍拡や高市首相の「台湾有事」発言を批判するとメディアはほぼ無視、大臣は「中国に言え」と居直り質問者を攻撃する始末。危機をあおる軍事一辺倒がまん延しています。しかし日中関係の極度の悪化は、軍事力の不足ではなく外交力の欠如であることは明らか。「力の支配」を振りかざし、ベネズエラへの国際法違反の武力行使と主権侵害に及ぶ米国も、これを批判できない高市首相も論外です。
年末、「戦争よりも平和を私は選ぶ」と題した4野党女性代表の有楽町街宣には、寒空のもと多くの方が駆けつけました。新春宣伝では「NO WAR」の横断幕への注目も。
いまやジェンダー平等で世界最先端、さらに前進をめざすアイスランドは、世界平和度指数も17年連続トップ。軍隊を持たず、国民の平和志向も強いといいます。
社会を変える不屈のたたかいを、日本でも。
(「しんぶん赤旗」2026年1月14日付より)

