脱炭素 若者ら関心

共産党、都内33カ所で宣伝

訴える宮本徹前衆院議員=14日、東京都新宿区(「しんぶん赤旗」提供)

 日本共産党東京都委員会は14日、2035年度までに温室効果ガス排出量を80%削減をと訴える第20回「#2035脱炭素80金曜アクション」を、全都33カ所で行いました。

 新宿区の高田馬場駅前では宮本徹前衆院議員と大学1年生がスピーチ。宮本氏は「今行われているCOP30(国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議)で、また日本政府が『化石賞』をとった。石炭火力発電を継続させる高市政権に審判を下そう」と訴えました。

 大学生は「中学校の授業で勉強した時から、気候危機を何とかしないといけないと思ってきた。私たちにもできることはある。選挙で気候危機に真面目に取り組む政治家に投票しよう」と呼びかけ、通りかかりの若者たちから拍手が起こりました。
 

 都内各地で行った宣伝では「下校時の宣伝で、たくさんの高校生、大学生が通った。『熊の出没が異常気象と関係している』と訴え、自転車で通りかかった男性が『チラシをください』と声をかけてきた」(港地区)、「スーパー前の街宣で元『しんぶん赤旗』読者が日曜版の購読を約束した」(墨田地区)、「三鷹駅前の街宣で、用意した日曜版の宣伝紙50部が全部なくなった」(武蔵野三鷹地区)などの反響がありました。

(「しんぶん赤旗」2025年11月19日付より)

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