党躍進で政治のゆがみただす

東京都議選投開票から一夜明けた23日、日本共産党の小池晃書記局長・参院比例予定候補は東京・池袋駅西口で、吉良よし子参院議員・参院東京選挙区予定候補と当選した都議14氏とともに目前に迫った参院選で「何でも財界中心、アメリカいいなりのゆがみをただす立場をもっている共産党の議席を躍進させよう。市民と野党の共闘を前進させよう」と訴えました。
都議14氏は代わる代わる当選を報告し決意を表明。大山とも子都議団長は、都議一人ひとりの一言がそれぞれ個性的だとして、「14人で、議席に届かなかった仲間の分も頑張ります」と決意を表明しました。
小池氏は、高額療養費の負担引き上げの中止や選択的夫婦別姓制度導入が国会で議論となったとして、総選挙で与党が少数になったことが「日本の政治を変えつつある」と指摘。「参院でも自民党と公明党を少数に追い込み、自民党に助け舟を出す補完勢力にも審判を下す選挙にしなければならない」と強調しました。
吉良氏は、最大の物価高騰対策は消費税の減税だと主張。政府は消費税減税を拒否する一方で、大企業や高額所得者への優遇税制というゆがみをただしていくことで財源は確保できると指摘し、「消費税5%に減税しても教育や社会保障、暮らしをまもることは可能だ。共産党は一貫して消費税に反対してきた。日本共産党の躍進で消費税を確実に減税し、インボイス制度を中止し、消費税廃止を目指していこう」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2025年6月24日付より)