新宿駅前街宣 比例東京ブロック4氏の発言
総選挙の投開票から一夜明けた28日、比例東京ブロックに立候補した田村智子委員長・衆院議員と宮本徹(東京20区重複)、谷川智行(東京4区重複)、坂井和歌子、伊藤和子の各氏が東京都新宿区のJR新宿駅前で街頭宣伝し、選挙結果を報告しました。田村委員長以外の4氏の発言を紹介します。
バッジ有無でなく 宮本氏
今朝、ある人が声をかけてくれました。
「残念だけど、何か変わりそうです」と。複雑です。わたしは落選した。しかし与党の過半数割れでおかしな政治が正されようともしています。
支持を寄せていただいた方の期待に応えられず、本当に申し訳ない。しかし議員バッジがある人だけが共産党員ではない。バッジの有無にかかわらず、おかしいことを変えようとする人が共産党員です。わたしも一党員として頑張っていきます。
政治動かす力あり 谷川氏
応援してくださったみなさんに心から感謝します。
きょう、車に乗って選挙区内を回りました。選挙中を大きく上回る声援があり、手を振ってくれました。与党の過半数割れで、「政治はわたしたちの力で動かせる」ということをたくさんの人が感じたのではないでしょうか。
わたしは元気です。与党を追い込んだのは「しんぶん赤旗」のスクープであり共産党の追及だったことに確信を持ち、公約実現にむけて頑張ります。
声で政治を変えた 坂井氏
宮本さんの議席を守れなかったことは本当に残念です。しかし、わたしたちの声で政治を変えられることが示された選挙でもあります。政治は裏金でゆがめられましたが、選挙で自民党と公明党を過半数割れにおいやり、厳しい審判を下しました。日本共産党は企業・団体献金を受け取らないからこそ、みなさんの声をまっすぐ政治に届け政治を動かし続けてきました。これからも一緒にがんばりましょう。支えていただきありがとうございました。
余裕ある暮らしを 伊藤氏
選挙で共産党のことを伝えたくて演説していました。待ちゆく人は何を考えているのだろう、と考えながら話していました。圧倒的多くの人はとても忙しそうで、政治なんかかかわっていられない、と通り過ぎていきました。でも忙しい毎日を余裕のある暮らしに変えるのは政治です。フランスでは労働者が週32時間労働を求め運動しています。メキシコでは初の女性大統領が誕生しました。わたしたち庶民の力を集めれば政治を変えられます。
(しんぶん赤旗2024年10月29日付より)