総選挙とSNS 短編動画で党に注目

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都委員会の挑戦

日本共産党東京都委員会は、これまで継続して行ってきた動画を使った宣伝に新たな工夫を加え、共産党に関心を持つ人の数を増やしています。都委員会の動画を使った宣伝の取り組みを紹介します。


共産党都委員会は、動画サイトのYouTubeにある公式チャンネル(@JCPTOKYO)に加え、X(旧twitter)InstagramTicTokなどのSNSも活用して多面的に動画を投稿しています。

 7月の都知事選・都議補選の間に1万人を超えたYouTubeのチャンネル登録者数はその後も増え続けて、9月上旬には1万1千人を超えました。登録者数1万人を超えるチャンネルはYouTube全体でも上位3%と言われています。
チャンネルに投稿した動画の再生数は、今年6月に明治神宮外苑再開発問題で共産党都議団が行った記者会見の動画が7万回再生され、8月に行った都委員会の企画動画はいずれも4000回以上再生されています。

こうした前進を作り出すための都委員会の工夫の一つは、YouTubeに投稿する動画を5月から抜本的に増やしたことです。都知事選や都議補選の街頭演説を頻繁に投稿するとともに、街頭演説のライブ配信(ライブ中継後も視聴できる)も積極的に行いました。
都知事選では、立憲民主党の公式チャンネルなどと並んで、蓮舫候補の動画を積極的に配信・投稿しました。

頻繁に動画を投稿することで、都委員会の動画チャンネルは都知事選や都政課題を伝える主要メディアとして機能しました。また、更新頻度を確保することで、視聴者に共産党の魅力を伝える新しいコンテンツを提供し続ける役割も果たしています。

もう一つの工夫とし、都知事選終了後も効果を発揮しているのがショート動画です。ショート動画は1分間程度の非常に短い動画で、街頭演説や企画の動画の一部にわかりやすい字幕をつけたものです。
 都委員会はYouTubeやSNSにショート動画をほぼ連日、投稿しています。ショート動画の投稿されたもので、多いものは1万回以上、9月中旬に投稿したものでも2000回を超え、チャンネル登録者数を増やす原動力になっています。YouTubeだけでなくSNSに投稿したものの再生数も増えています。

ショート動画は主に街頭演説や都委員会の企画の動画をもとに作成し、内容をしぼってシンプルなわかりやすい動画にしています。SNSにショート動画を紹介することで、編集元の動画視聴にもつながっています。

また、ショート動画の効果として、都委員会チャンネルの登録者の年齢層の変化があげられます。高齢者の割合が減り、若者や現役世代が増えるようになりました。

ショート動画の拡散はXなどのSNSで誰でも簡単にできるため、SNSを定期的に更新することにもつながります。中央委員会や党大会でも協調されたSNS活用の一環として、ショート動画の拡散を呼び掛けています。(随時掲載)

(しんぶん赤旗2024年9月25日付より)