岸田政権3年 戦争する国へ暴走 自民党政治終わらせよう

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終戦79年 小池書記局長ら訴え

終戦記念日の街頭宣伝で(右から)原田あきら都議、宮本徹衆院議員とともに訴える小池晃書記局長=15日、東京・新宿駅東口

 終戦から79年を迎えた15日、日本共産党は東京・新宿駅前で宣伝しました。小池晃書記局長、宮本徹衆院議員、原田あきら都議が訴え、憲法改悪を許さない署名などへの協力を呼び掛けました。

 小池氏は、岸田文雄首相が14日に事実上の退陣表明を行ったとして「2年10カ月続いた岸田政権は、憲法の平和原則を覆す、戦争する国への暴走を続けてきた」と述べました。「専守防衛」を投げ捨てる敵基地攻撃能力の保有や最新鋭戦闘機も含む武器輸出、5年間で43兆円もの大軍拡を進めてきたと指摘。さらに憲法9条に自衛隊を明記し、海外で無制限に武力攻撃できるようにしようとしているとして「平和国家としての日本のあり方が土台から覆されようとしている」と強調しました。

 侵略戦争の反省のもと、日本国憲法で再び「戦争の惨禍」を起こさないと誓ったとして「日本を再び戦争する国にする危険な暴走を止めよう」「日本共産党は102年命がけで反戦・平和を貫いてきた。危険な暴走に立ち向かい、自民党政治を終わらせるため多くの皆さんと力を合わせていく」と表明しました。

 宮本氏は、来たるべき総選挙で日本共産党を伸ばし、「米国いいなりに戦争国家づくりへ山のような税金をつぎ込む亡国の道を断ち切り、アジアの平和をつくる先頭に立つ新しい日本を一緒につくろう」と力を込めました。

 原田氏は、オスプレイ配備など変貌が進む横田基地に自衛隊と米軍の統合司令部が置かれるかもしれないとして「もし戦争が起きたとき、真っ先に狙われるのが首都東京になる。こうした動きを絶対に止めよう」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2024年8月16日付より)