蓮舫知事誕生へ奮起 都生連決起集会

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都民の要求通る都政を

 都知事選(20日告示、7月7日投開票)に向けて16日、東京都生活と健康を守る会連合会が都内で「全都の生活と健康を守る会のがんばりで蓮舫都知事を誕生させる!決起集会」を開催し、約180人が参加しました。前川喜平・元文部科学事務次官が講演し、「金権政治から民権政治へ、憲法を壊す政治から生かす政治へ変えよう」と呼びかけました。

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東京都生活と健康を守る会連合会の決起集会の参加者=14日、都内(しんぶん赤旗提供)

 候補者選定委員会の呼びかけ人だった前川氏は、蓮舫参院議員が立候補を表明した経過を説明。現職の小池百合子知事について「最初は自民党を飛び出し、あたかも自民党を敵に回したかのように選挙を戦った。しかし今は自民党の支援がないと当選できない。都政と国政は同じ構図。この選挙を、後世から『大きな政治の転換点となった』といわれる選挙に」と語り、会場から拍手を受けました。

 都生連の窪田光会長と、日本共産党の曽根はじめ都議もあいさつしました。蓮舫氏のビデオレターも上映しました。

 立憲民主党の鈴木庸介衆院議員も参加。「かつてない選挙。党派の垣根を越え、考えの垣根を越え、みんなでやる選挙。私も応援団の一人として皆さんと歩いていきたい」と述べました。

 各地の生健会から決意表明があり、「財界中心の都政から都民の要求が実現する都政に変えよう」「小池知事が公約した『多摩格差ゼロ』は実現していない」などの声が上がりました。

(しんぶん赤旗2024年6月17日付より)