❚ 「革新都政をつくる患者・障害者の会」決起集会
すべての障害者の命と暮らしを保障する都政を実現させようと「革新都政をつくる患者・障害者の会」は、19日、7月の都知事線に向け決起集会を都内で開きました。約30人が参加しました。
「障害者と家族の生活と権利を守る都民連絡会(障都連)」の市橋博会長がこれまでの運動の経過を報告。障害者の願いがかなう都政を作ろうと呼びかけました。
「都知事選で市民と野党の共闘を」と訴えてきた「呼びかけ人会議」の永山利和・元日本大学教授が講演し、候補者選考や政策策定など「都政革新のための土台がかつてないほど作られている」と強調。また、障害者が安全に暮らせる環境を整えることは、みんなの生活を改善し、人々の能力を発揮しやすくし、産業の効率も著しく上げると語りました。
参加者からは「車いすを使っているが、23区と多摩地域で道路の格差を感じている」「手話通訳の補助金が都から出ていたが、今は自治体まかせになっている。都の補助を復活してほしい」との発言がありました。
「都立の特別支援学校を新設してほしい。教室が足りず、カーテンで仕切っている」「ケア労働者の処遇改善をやってほしい。担い手がいない」など職員からの声も上がりました。
日本共産党の里吉ゆみ都議が「都民の暮らしに無関心で、経済界ファーストの小池都政を変える絶好のチャンスです。みなさんの切実な要求を実現できる都政へ、都議団も全力で頑張ります」とあいさつしました。
(しんぶん赤旗2024年5月22日付より)