都立看学無償化案を否決 自・都ファ・公など反対

都議会閉会 米倉都議が討論

討論に立つ米倉春奈都議=21日、都議会本会議(しんぶん赤旗提供)

東京都議会第2回定例会は21日の最終本会議で、日本共産党が提出していた都立看護専門学校の授業料・入学金などを無償化する条例改正案を自民党、都民ファーストの会、公明党、立憲民主党、東京維新の会などの反対多数で否決し、閉会しました。共産党、ミライ会議、「グリーンな東京」、生活者ネット、「東京の緑を守る会」の5会派は条例改正案に賛成しました。

本会議はまた、消費税のインボイス(適格請求書)実施延期を求める陳情を自民、都ファ、公明、維新の多数で不採択にしました。

討論で共産党の米倉春奈都議は、都立大学が看護学科を含め授業料を無償化するのに、看護専門学校は学費軽減がないと指摘。「教育を受けることは人権で、全ての学生の無償化が重要だ」として、各会派に賛同を呼び掛けました。学校給食についても、23区市町村に広がった無償化を都内全体に広げるよう求めました。

米倉氏は、神宮外苑再開発の中止を求めた坂本龍一さんの手紙に対し、小池百合子知事が答弁に立たなかった事実を示し、「そういう知事の姿勢こそが厳しく批判されている」と指摘。再開発を告発する日本イコモス国内委員会と、事業者との議論のテーブルを都が設けるよう求めました。

(「しんぶん赤旗」6月22日付より)