昨年12月に突然知らされた環境省による新宿御苑への放射の汚染土持ち込み計画に反対するデモが4日、新宿区内で行われました。子ども連れや車いすでの参加者など約100人がアルタ前から大ガード、靖国通り、明治通りを経て新宿をぐるりと歩き、アピールしました。主催は地域住民らがつくる「新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会」。
 新宿御苑とともに放射能汚染土が持ち込まれようとしている所沢の住民も参加。「保育園が近くにあるのを知りながら放射能汚染土を持ち込もうとするのは許されない」と訴え。新宿のゴールデン街でバーを経営している外波山文明さんは、「(新宿)区長は持ち込みを容認している。国がどう言おうと反対すべきだ。新宿の街を守るために声を上げよう」と語りました。
 音楽家・坂本龍一さん(故人)からのメッセージが読み上げられました。日本共産党からは吉良よし子、山添拓両参院議員、大山とも子都議、新宿区議が参加しました。(通信・中村たかゆきさん)