東京都議会文教委員会で都民ファースト都議が不規則発言を繰り返し、質疑を妨害した問題で、入江伸子委員長(都ファ)は27日の同委員会で、「やじ、不規則発言が多い委員会運営となったことをおわびする。今後は不規則発言を止め、公平公正な委員会運営に努める」と謝罪しました。
これは日本共産党、立憲民主党、ミライ会議の3会派5都議が24日、謝罪と再発防止を入江氏と都ファに要請したのを受けたもの。
9日から10日にかけて行われた同委員会の英語スピーキングテストをめぐる質疑では、都ファの伊藤悠都議が複数の都議の質疑中に大声でやじを飛ばすなど不規則発言を繰り返し、質疑が一時、滞りました。入江氏は、質問者が伊藤氏の不規則発言の制止を求めても、制止しませんでした。
共産党の、とや英津子、青柳有希子、立民の斉藤里恵、阿部裕美子、ミライの桐山ひとみ5氏は「激しく威圧、恫喝するようなハラスメントの不規則発言で質疑を妨害することは、決して許されない」と厳しく指摘。引き続き、伊藤氏に対しても謝罪をもとめています。
(しんぶん赤旗2023年3月1日付より)