憲法生かす政治こそ 山添議員らが訴え

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 日本共産党の山添拓参院議員、里吉ゆみ都議らは4日、東京都・新宿駅西口で「岸田政権の改憲の動きから憲法9条を守り、コロナ危機に憲法を生かした政治の実現を」と訴え、署名に取り組みました。

 山添氏は「コロナ禍で、政治の役割を放棄し、命とくらしをないがしろにする自公政治を続けてはいけない。岸田政権はコロナ禍に乗じて憲法改悪を狙っている。今すべきは生存権、人間らしく生きる権利など憲法を国の隅々にまで生かし、憲法を行政に完全に実施していくことだ。参院選で共産党を伸ばして、憲法を希望に新しい日本をつくるために力を合わせよう。巒京から私を再び国会に送り出してほしい」と訴えました。

 通りがかりの神奈川県の女性(30)は「小学生の子どもがいる。今のままでもくらしは苦しいのに、憲法が変えられたら、人権が守られなくなり、子どもの世代はもっと苦しくなってしまう」と署名に応じました。

 署名をした渋谷区の女性(30代)は「個人的に羽田新ルート問題に取り組んでいる。国民の人権が侵害されている問題であり、今すべきは憲法に立ち返った政治だと思う。自民党の改憲案は9条以外も問題が多く、情報を伝えていくことが大事だ」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2022年2月5日付より)