街頭演説をする福手ゆう子予定候補=文京区(写真提供:しんぶん赤旗)

文京区では、前回の都議会議員選挙で市民と野党の共同候補としてたたかい、215票差で惜敗した、日本共産党の福手ゆう子予定候補が「今度こそ都政に送り出してください。命を守る政治の実現が私の原点です」と気迫の訴えをしています。

定数2の議席は小池百合子都政を支える自民、都ファが独占。共産党は議席奪還に向けて全支部の力をくみつくそうと奮闘しています。

認可園を実現

区内の都立病院(駒込病院、大塚病院)は、感染症や周産期の医療など、区民の命と健康を守ってきました。福手予定候補は、小池知事が進める都立・公社病院の機能を弱める独立行政法人化に唯一反対。応援演説に立った武尾実さん(東京大学名誉教授)は、「都立病院はコロナ対策の最前線に立つと同時に、首都直下型地震などの災害時にも災害拠点病院として都民の命を守る役割もあります。福手さんの勝利で命を守る都政に変えたい」と訴えました。

福手予定候補は4年間、区民や他党派・会派と共に要求の実現にとりくんできました。コロナ禍でのフードバンクでは相談員として、とりわけ貧困に陥っている女性の切実な声を聞いてきました。

保育園の待機児童問題では、市民との要求運動が実り、都バス大塚車庫の跡地に100人規模の認可保育園を実現(23年から開始)。「現役の都議に匹敵する実績」と注目を集め、住民からは「すぐ都議になれる」と期待が寄せられています。

党派を超えて

福手氏の勝利に向けて、共闘の輪が広がっています。立憲民主党の松尾あきひろ衆議院議員は街頭演説で、「福手さんは区民と一緒に運動の先頭に立ってきた。党派を超えて都議会に送り出してほしい」と力を込めました。

自民、都ファは福手予定候補を抑えこもうと必死です。自民党候補は地元区議と朝夕の街頭宣伝、「サポーターズ」を立ち上げてツイッターで情報発信にとりくむなど、これまで以上に力を入れています。両候補とも東京五輪に前のめりで、コロナ対策は自粛頼みとワクチン接種の情報のみで、都民の願いに背を向け、希望ある未来を語れません。

共産党文京地区委員会は、前回の得票目標を上回る3万2千票の獲得に向けて、候補者ビラ、つながりに支持を広げるカードなどを入れた「折り入ってお願い袋」を1万部作成。「2人区で勝つために広げてほしい」と地域を回ると、「町内会の知り合いに聞いてみる」「友だちに折り入って袋を渡す」など、これまでにない手応えが広がっています。

(2021年6月12日付「しんぶん赤旗」より)