検査、保健所充実迫る / 9月都議会閉会にあたって和泉幹事長が談話

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日本共産党東京都議団の和泉なおみ幹事長は9月都議会閉会日の8日、談話を発表しました。要旨を紹介します。

和泉なおみ 都議団幹事長

共産党は、コロナ対策を徹底審議するため、特別委員会の設置と会期延長を求めましたが、都民ファースト、自民党、公明党などの反対で実現しませんでした。

都民の切実な願いに応えるため、共産党がPCR検査体制を1日数万件に引き上げることを提案し、知事が「検査体制の強化を図る」と答弁したことは重要です。高齢者や障害者の入所施設の検査への支援が予算化され、区市町村と共同で行う検査の対象施設に通所施設やショートステイが加わりました。

多摩地域に17カ所あった都の保健所は7カ所に減らされています。共産党は保健所の増設、拡充を求め、知事は保健所の重要な役割への認識を示し、今後のあり方を検討するとしました。

また、中小企業や1人親家庭や生活困窮者への支援を求めました。認可保育園の増設、小中学校の少人数学級実現を提案。防災でも新型コロナ対策で新たな避難所確保策を提案し、市町村が新たな避難所を確保する際に、都が支援するとの答弁を引き出しました。

共産党都議団は来年の都議選で、都立病院・公社病院の独立行政法人化をはじめ、経営効率化優先・公共サービスを切り捨てる新自由主義から抜け出し、住民に温かい地方自治体本来へのあり方を取り戻すため、全力をつくします。

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(2020年10月9日付「しんぶん赤旗」より)