早稲田大学(東京都新宿区)の学園祭で2日、学生と国会議員が“若者の政治参加をどうすれば促進できるか”を議論する催しが行われ、日本共産党から田村智子副委員長・参院議員が出席しました。

早稲田大学学園祭の討論企画に出席した田村氏(右端)=2日、東京都新宿区(Web版「しんぶん赤旗」より)

主催は同大学のサークル・政友会と一般社団法人日本若者協議会(室橋祐貴代表理事)。

高校生を含む学生3人と室橋、田村両氏、自民、公明、立憲民主の各党、日本維新の会の議員が登壇。

東京都内の私立高校3年の男子生徒は、「高校での政治活動が許可制とされている。自分の意見を持って“こう変えていこう”という取り組みができない」と問題提起しました。

会場からも早大2年の男性が「今の若者は意見をもつ段階に達していないのではないか。政治の話をするのが怖い若者が多くいる」と発言しました。

田村議員は、文部科学省の通達により、長らく高校での政治活動が禁じられてきたことが問題だと指摘。

「欧州では『意見を言うことが学校の授業』という感覚があると思う。子どもの権利条約でも意見表明の権利をとても重視している。若い皆さんに、意見を言うことが怖いと思わせてしまう日本の教育を真剣に考え直さないといけない」と述べました。

田村議員は、学費や奨学金について若者を交えて議論し、政策をつくるべきだとも指摘。

「若者が政治に関心がないというのは絶対に違う。今の生活や社会を全て是としている人はまずいないと思う。『ちょっとおかしいな』、『どうして? どうしたらいいの?』という問いかけと対話を、これからもぜひ広げていきたい」と語りました。

(2019年11月3日付「しんぶん赤旗」より)