「表現の自由 奪わないで」デモ規制撤回求めるデモ/新宿

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東京都新宿区がデモの出発地点として使用できる公園を4カ所から1カ所に制限することに抗議する市民らが7月31日、新宿駅周辺で「区立公園使わせて! 新宿アピールデモ」を行いました。主催は同実行委員会です。

「公園規制は今すぐ撤回」「多様性守る新宿つくろう」とデモ行進する参加者=7月31日、東京・新宿駅前(「しんぶん赤旗」提供)

翌日の8月1日からデモ使用の許可対象外とされた柏木公園に約300人が集合。
委員会代表で石黒之俐子(のりこ)さんが「憲法で認められた表現や言論の自由を保障しないやり方を一日も早くやめさせるために、あきらめずに運動を続けましょう」と訴えました。

日本共産党の沢田あゆみ新宿区議は、立民、社民など超党派の区議15人で区長に規制を撤回するよう申し入れたことを報告。

立民・無所属クラブの三雲崇正新宿区議が、東京の2つの弁護士会が、憲法違反の疑いがあるとの会長声明を出していることを紹介しました。

集会後、参加者は、「デモって民主主義の基本でしょ?!」「規制すべきはヘイトデモだけ」などのプラカードを掲げながら新宿駅周辺を行進。
ダンス音楽に合わせたコールで、沿道の人々から大きな注目を集めました。

日本共産党の新宿区議団、大山とも子都議、山添拓参院議員が参加しました。

(2018年8月2日付「しんぶん赤旗」より)