東京都内の62区市町村中53区市町村で、65歳以上の高齢者が支払う介護保険料の基準額が4月から値上げされたことが、都福祉保健局のまとめで分かりました。
これによると、都内の65歳以上高齢者が支払う2018~2020年度の介護保険料の平均基準月額は5,911円となり、2015~2017年度の5,538円から373円(6.7%)値上げになりました。
2018~2020年度の基準月額が最も高かったのは、区部では足立区の6,580円、多摩地域では西東京市の6,367因島部では青ヶ島村の8,700円でした。
値上げ幅が最も大きかったのは、区部では墨田区の1,080円、多摩地域では狛江市の700円、島部では利島村の2,700円でした。
また値下げしたのは千代田区と小笠原村、据え置いたのは7区市町村でした。
基準月額保険料は、端数処理などによって各区市町村が個別に公表する保険料額と異なる場合があります。
(2018年5月9日付「しんぶん赤旗」より)