【憲法施行71年】「憲法いかす政治に」 吉良よし子、山添拓両参院議員が街頭宣伝

法施行71周年記念街頭宣伝で訴える(右から)山添拓参院議員、司会の清水みちこ豊島区議、吉良よし子参院議員、米倉春奈都議=3日、東京・池袋駅西口(「しんぶん赤旗」提供)
憲法施行から71年となる3日、日本共産党中央委員会と東京都委員会は池袋駅西口で宣伝しました。

吉良よし子、山添拓両参院議員と米倉春奈都議が「憲法を生かす政治を実現しよう」と訴え、安倍9条改憲反対3000万人署名への協力を呼びかけました。
周辺で取り組まれた署名には、多くの市民が応じました。

吉良議員は、戦争法=安保法制や秘密保護法、共謀罪法など安倍政権が憲法を踏みにじる悪法を押し通す姿を見てきたと述べ、「その安倍政権が憲法の平和主義を守れるわけがない」と強調すると聴衆から、「そうだ」の声が上がりました。

吉良議員は、「安倍政権は平和主義だけでなく、憲法が保障する自由と民主主義も踏みにじり続けている」と批判しました。

山添議員は、北朝鮮と韓国の両首脳が朝鮮戦争の終結と朝鮮半島の完全な非核化で合意した板門店宣言に触れ、「拉致問題の解決はもちろん、本気で核のない平和な北東アジアを築くなら、日本は核のない世界を目指す『核兵器禁止条約』にただちに参加し、世界標準に足並みをそろえるようアメリカにも働きかけていくことが必要だ」と訴えました。

3歳の孫を連れた女性(65)=大阪府=は署名に応じ、「きな臭いことになってきていて心配。この子を戦争に巻き込みたくない。その方向に流れていくのは怖い」と語りました。

(2018年5月4日付「しんぶん赤旗」より)