日本共産党の白石たみお東京都議は1日、都議会本会議で代表質問し、築地市場(中央区)の豊洲新市場(江東区、東京ガス工場跡地)への移転問題で小池百合子知事をただしました。
小池知事は、有害物質で汚染された同市場の土壌と地下水の追加対策工事の有効性の根拠を示せませんでした。


東京都議会代表質問

代表質問をする白石たみお都議=1日、都議会本会議
代表質問をする白石たみお都議=1日、都議会本会議
白石都議は、地下水管理システムが稼働してもなお汚染された地下水の水位が目標を上回り、市場用地の盛り土がつかっていると指摘。「盛り土が汚染されていないと根拠をもって明言できるのか」と追及しました。

また、追加対策工事によって環境基準を超える有害物質が検出されなくなり、地下水位が目標まで下がる根拠を尋ねました。
小池知事は答弁に立たず、村松明典中央卸売市場長は「地下水質が改善されていく」と述べるだけで、盛り土の汚染について答えず、追加対策工事の有効性の根拠も示すことができませんでした。

白石都議は、小池知事が「築地ブランドを守る」と述べてきたことにふれ、「どう行動し、守るのか」と質問。
ユネスコの諮問機関・イコモスの国内委員会が築地市場を「日本の20世紀遺産」に選定したことなどをあげ、築地市場のアーチの建物の歴史的価値、壊さず大事に使って後世に引き継ぐ重要性をどう認識しているか」とただ しました。

小池知事は、築地プランドを守る方策を示さず、「新たな豊洲ブランドの確立を目指す」と答弁しました。

(2018年3月3日付「しんぶん赤旗」より)