【新春随想】「飼い主になりかわって‥‥」小池晃・参院議員

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新年おめでとうございます。
僕の名前は大(だい)です。戌年の幕開けにふさわしく、登場させてもらいます。

僕のこの家の一員になってから、2回目の新年を迎えました。
飼い主は国会議員という仕事をしているようです。
忙しそうにしているわりには、毎朝散歩に連れて行ってくれます。

それはそれなりにありがたいのですが、「僕の散歩のため」は単なる口実で、実は飼い主の運動不足解消がねらいのようです。

僕は散歩のとき、小さい犬が来ると、きゃんきゃん吠えてしまうのですが、大きい犬が来るとちょっと怖いので後ずさりするんです。

そんな時には飼い主から「安倍みたいなことをするな」と怒られるのですが、僕には意味がよくわかりません。

たぶん僕よりもひどい弱い者いじめをするような、けしからんやつがいるんだろうと思います。きゃん!

飼い主は、今年こそ勝負の年だと言っています。
アベとかいう人は、ケンポーという大事な法律も台無しにしようとしているらしいんです。

僕も「基本的犬権」や「個犬の尊厳」は宝物だと思っていますし、戦争には絶対反対ですから、そこは市民と野党の共闘に僕も加わってストップさせたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

(2018年1月5日付「しんぶん赤旗より」)