野党共同の宮本さん勝利を 応援に元民主党総本部長も

野党共同の宮本さん勝利を  応援に元民主党総本部長も

共産党の宮本徹前衆院議員が、市民と野党の共同候補となった東京20区(東村山、東大和、清瀬、東久留米、武蔵村山の各市)。自民党前職と希望の党新人と議席を争っています。

宮本候補は10日、選挙区内に第一声を届けました。イトーヨーカドー東大和店前では、プラカードを持ち出迎える聴衆の他、元民主党20区総本部長の中野志乃夫東大和市議が激励に駆けつけました。

中野氏は「平和を守る第一人者、安倍首相にNOと言える唯一の候補者は、20区では宮本徹さんです。立場は違えども、ぜひ勝たせたい」と訴えると大きな拍手がわきました。

尾崎あや子都議(共産党)は「安倍総理大臣を倒す選挙。宮本さんは、市民と野党の共同候補です」と切り出しました。「小池都知事は都民ファーストを立ち上げ、都議選で勝利した途端に公約を破りました。希望の党への1票は、改憲・安保関連法の堅持の自民党への1票と同じ」と告発し、「産科、小児科不足の問題では一緒に取り組み、国有地活用の具体的提案をして安心して子育て出来るために力を尽くしてきた」と、宮本氏の実績を強調し、大きく支持を広げて欲しいと訴えました。

宮本氏は大きく手を振り激励と声援に応え、マイクを握りました。「共産党、社民党、立憲民主党の三党が力を合わせてたたかう選挙。日本を戦争する国に変える勢力と対峙する野党共闘の勝利で、憲法9条を守る議席として、引き続き私を送り出してください」と述べました。

「税金はくらしの応援にがモットー。ゼネコン献金を目当てに不要な高速道路など、浪費型公共事業が1・5倍となっている。医療や社会福祉に使い道を変える」と強調。「お金のあるなしで、子どもの未来が決まるのはおかしい。大企業の優遇税制を見直して財源をつくり、教育費の負担軽減を実現したい」と決意を力強く語りました。