憲法破壊の安倍政権は退陣に 野党共闘の勝利を 田村副委員長よびかけ/墨田区

この記事は約2分で読めます。

 

 

訴える田村副委員長(左)とあとう候補=5日、墨田区錦糸町駅前

訴える田村副委員長(左)とあとう候補=5日、墨田区錦糸町駅前

 日本共産党の田村智子副委員長は5日夕、東京都墨田区のJR錦糸町駅前で、あとう和之・衆院東京14区候補とともに、総選挙での本気の野党共闘の勝利と日本共産党の躍進で、「憲法破壊の安倍政権を退陣に追い込みましょう」と訴えました。

 田村氏は、国政私物化、強行採決など暴走政治を続ける安倍政権を厳しく批判し、これを支えてきた自民、公明、維新に総選挙で厳しい審判をくだそうと呼びかけました。

 暴走の核心である安保法制(戦争法)廃止の野党共闘を前に進めるために、東京都では初めて6選挙区(5日現在)で小選挙区の立候補を取りやめ、立憲民主党と社民党に野党候補を一本化する決断をしたと表明すると、大きな拍手に包まれました。また、「希望の党」が事実上の「野党共闘つぶし」のために現れたと批判し、「日本共産党を伸ばしてこそ、政治は変わる。比例代表での躍進のために大きなご支援を」と呼びかけました。

 あとう候補は、「東京大空襲で多くの犠牲者が出た墨田区で憲法9条を守る活動をすすめてきた」と自らの経験を踏まえて、反戦平和を貫く日本共産党への支持を訴えました。

 演説中、拍手を送っていた50代男性は、「チラシをみてきた。田村さんの話にはとても力づけられた。あとう和之さんも応援したい」と述べました。

(「しんぶん赤旗」2017年10月6日付より)