「国民連合政府を」大田区で懇談

400超す個人・団体によびかけ

意見交換する参加者ら=18日、東京都大田区(「しんぶん赤旗」提供)

意見交換する参加者ら=18日、東京都大田区
(「しんぶん赤旗」提供)

東京都の日本共産党大田地区委員会と党大田区議団は18日夜、「戦争法を廃止する国民連合政府の実現をめざす懇談会」を同区内で開きました。懇談会に向け、町会長や商店会長をはじめ、各種団体など計421の個人・団体のほか、区長、区議会議長、区議会の各党・会派(自公除く)に案内状を送付し、訪問活動をしました。
この日は、約200人が参加。笠井亮衆院議員が、「国民連合政府」の提案について説明。「区民の新しい歩みは誰にも止められない。忌憚(きたん)のないご意見をいただきたい」と呼びかけました。
会場から10人以上が発言。「ママの会@大田区」の女性は、これまで共産党への投票は死票になり「批判票という自己満足だった」と述べると会場から笑いが起きました。続けて「今回は、自己満足じゃいけない。選挙で勝たなくては、今のようになってしまう。安倍政権を倒すために力を集中したい」と表明し大きな拍手が起きました。
「戦争法廃止 千束地区の会」の呼びかけ人でもある男性からは、「戦争法に反対し、安倍政権を打倒することを目指して共同する会です。これは、志位委員長の提案する『国民連合政府』の思想にも通底する」と語りました。
このほか、「国民連合政府は、子どもたちの未来と憲法守るために、必ず実現してもらいたい」(保育園を運営する法人の理事長)、「署名をどうやって大きく広げるか問われている。大田区内で10万人以上集めたい」(憲法改悪反対大田区共同センター)と運動交流や、決意表明がありました。
北澤潤子区議(生活者ネット)がメッセージを寄せました。

(「しんぶん赤旗」2015年11月20日付より)