島民不便強いられる

東京都心部と伊豆諸島を結ぶ定期航路を運航する東海汽船(本社・東京都港区)が、乗降口を閉鎖しないまま運行したことや、乗員の酒気帯び乗務などで国土交通省関東運輸局から一部船舶の使用停止命令を受けた問題で、日本共産党の山添拓参院議員が8日、国交省担当者からの聞き取りを行いました。党島しょ町村議と宮本徹元衆院議員もオンラインで参加し、「厳正な処分は当然だが、島民が不便を強いられている」として対応を求めました。
使用停止命令は、大型客船1隻とジェット船2隻で、期間は9~28日の20日間。代替運行が予定されていますが、東京~大島間は大型客船が小型の船に代わり、ジェット船は1日2便から1便に減便。各航路で運航時間が変更になります。島民から「不便なダイヤをなぜ島民が強いられないといけないのか」との声が上がっています。
島しょ議員らが「車椅子の人は船の代わりに飛行機に乗るのは大変」「代替の船は椅子席か雑魚寝するしかなく、小さい子どもを連れて長時間過ごすことができるのか不安」などの声を紹介しました。
宮本氏は「東海汽船が問題を起こしたのに、(減便で)被害を受けるのが、東海汽船を命綱としている島民だ。制度の矛盾だ」と訴えました。
国交省担当者は「意見は受け止める」と答えました。
(「しんぶん赤旗」2026年10月9日付より)

