外苑再開発 用途外特例許すな

原田氏が批判 都議会委

原田あきら都議

 日本共産党の原田あきら東京都議は20日の都議会都市整備委員会で、神宮外苑再開発で秩父宮ラグビー場を屋根付き大規模施設として移転建て替えする計画について質問し、「文教地区に本来建てられない巨大イベント施設を建てる特別許可は、出してはならない」と追及しました。

 都は来年の新ラグビー場建設工事に向け、建築基準法48条4項ただし書きに基づく許可の申請手続きを進めています。ただし書きは用途地域の規制を超える建物の建設を許可するもの。申請手続きは、第2種中高層住居専用地区で第1種文教地区でもある外苑地区に、本来建てられない新ラグビー場を建てようとするため、都知事の特例許可を求めるものです。

 都は10月23日、利害関係者の意見を聞く公聴会を開催。市民が「告示から開催まで8日しかない周知方法は問題だ」として再度開催を求めたにもかかわらず、都は強引に終了を宣言しました。

 原田氏はまた、2012年から萩生田光一・現自民党幹事長代行や森喜朗元首相と都副知事らが水面下で、外苑再開発の都市計画を画策していたと指摘。その協議後、都の公文書に超高層ビルのイメージ図が現れることを都の内部文書で明らかにしました。

 原田氏は「地区計画は、その街の今と未来を見据えて行政がつくるもの。政治家や大企業の利潤追求のためにつくられてはならない」と追及しました。

 都都市整備局は、三井不動産などの企業と協議した記録について「見当たらない」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2025年11月28日付より)

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