山添・吉良氏応援

日本共産党が4議席から5議席への前進をめざす東京都葛飾区議選(定数40)で告示日の2日、山添拓政策委員長・参院議員、吉良よし子参院議員が応援演説し、共産党の5候補勝利を訴えました。定数40に65人が立候補する大激戦です。

山添氏は、区議選が自民・維新連立政権発足後、最初の大型党派選挙だと紹介。自民党政治を終わらせる流れをつくる意義を指摘しました。高市早苗首相が、軍事費のGDP比2%の大軍拡を今年度中に達成することをトランプ米大統領に勝手に約束し、核実験再開表明にはコメントしないことなどを厳しく批判。くらしの厳しさは外国人ではなく、自民党政治がもたらしたと強調し、「問われているのは自民党政治そのものを変えるかどうか。正面から対決し、決して裏切らない共産党の議席を、葛飾区議選でも伸ばしてください」と力を込めました。
吉良氏は、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党の「オール与党」で進める区庁舎移転計画を批判。「区民の税金を湯水のように使い区庁舎移転を行うのではなく、区民の税金は真っ先にくらしのために使うのが筋だ」と述べました。
東京都内で葛飾区が学校給食費無償化を一番初めに実現し、都内全自治体に広がったことを紹介。自民党が無償化をやめさせようとしていると強く批判し、「葛飾区から、都や国を動かしているのが共産党の区議団だ。くらしを守れの一票を、日本共産党へ託してください」と訴えました。
三小田・中村・木村・片岡・中江氏
東京都葛飾区(定数40、立候補65人)では、日本共産党の三小田准一(66)、中村しんご(64)、木村ひでこ(60)、片岡ちとせ(52)=以上現=、中江秀夫(65)=前=の5氏が立候補しました。前回区議選から1議席増を目指します。
5候補は、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党など「オール与党」による大型開発・区庁舎移転の無駄遣いを批判。財政の使い方を変え、▽全世帯に電気・ガス代補助やお米券配布▽都シルバーパスや通学定期代の負担軽減▽中小企業の支援金の増額支給ーなどを訴えました。
(「しんぶん赤旗」2025年11月3日付より)
