給料低いのに物価高 節約に節約
日本共産党の田村智子委員長とJCPサポーターは25日、東京・JR新宿駅東南口で「Meet―up(出会う)日本共産党~緊急!対話アクション~」を行いました。参加者は普段の生活や今の政治に対して、もやもやしていることについて道行く人と対話。田村氏が問いかけに一つひとつ答えながら、共産党の考えや政策を語りました。
この企画は、今まで届かなかった市民に政治をもっとわかりやすく伝え、共産党の魅力を知ってもらう場をつくりたいと、JCPサポーターが中心となり開きました。
政治や社会の問題などについて、日常で感じているもやもやについて、街頭でのシールアンケートを通じて対話しました。
買い物帰りに田村氏と対話した20代の女性は「給料・働き方」の欄にシールを貼りました。飲食店で働く中で、「都内と隣県で賃金に差がある」と話し、働く人が納得するような賃金のあり方を求めました。
普段の生活や今の政治に対してもやもやしていることを自由に書くボードには「裏金議員の全員辞職を!」「給料が低いにもかかわらず物価高。給料も引き上げて」「貧困層が増えたのは大企業優遇の政治を続けた結果だ」「メディアと自民党の癒着をなんとかして」などのメッセージが寄せられました。
田村氏は、市民との対話について、「話し始めたら止まらないほど、今の政治に感じていることが多いとわかった」と強調。「普通に働いているのに生活を楽しめる収入が得られない」といった声が聞かれたことにふれ、「節約に節約を重ねている人が多いのは、国民の暮らしを軽視する自民党政治の結果だ。次の総選挙で自民党政治を終わらせよう」と訴えました。
(しんぶん赤旗2024年8月26日付より)