目黒都議補選 SNSの動画で宮本候補訴え

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❚ 都営住宅の新規建設を、羽田新ルート中止迫る

「都営住宅の新規建設を求めます」「自民党政治を終わりに」ー。東京都議補選(目黒区、定数2、26日投開票)で、日本共産党の宮本栄候補=新=がX(旧Twitter)の動画で訴えています。


両親から戦争の体験談を聞いて育った宮本氏。2009年、区内に自衛隊の海外活動をPRする施設を建設する計画に、住民の反対運動が広がって防衛省に説明会を開かせ、計画が中止になったことを紹介しました。

「米軍の命令で自衛隊が動員され、日本の安全とは関係ないところで活動することを絶対に許せないのではありませんか」と問いかけています。

❚ 老朽化で傾く床

区営住宅を訪れた宮本氏。この区営住宅ができる前に建っていた都営住宅は、老朽化で床が傾き、住民が「部屋にいると気持ち悪くなる」と訴えていました。

共産党の元区議や建築士とともに実態を調べ、結果を行政に突きつけて、建て替えが実現したことを紹介。
「共産党は、人の役に立つ仕事を大事にする政党。都政で、全力で頑張ります」

❚ 重大事故の危険

自民・公明・都民ファーストの会が進める、目黒区を飛行機が低空で飛ぶ羽田空港新ルート。周辺住民が機影の圧迫感や墜落、事故の危険、騒音などの不安を訴えています。

渋谷区では小石大の氷塊が落ちたことも。宮本氏は、「羽田の着陸便では4年間で1798件の部品喪失が起きました。ボルト一本でも落ちてきたら重大事故につながる」と強調。以前のように、海を通り離着陸するルートに戻すため「小池都知事にも国土交通省にも厳しく迫ります」と語りました。


このほかにも、都営住宅の新規建設再開や神宮外苑再開発の中止を求める政策、決意表明、街頭演説などを紹介しています。
宮本栄候補のXアドレスはこちら。

(しんぶん赤旗2024年5月22日付より)