東京 市民連合おおたの会が集い
東京都大田区の「市民連合おおたの会」は12日、「東京都知事選挙勝利をめざす大田の集い」を開き、200人以上が参加しました。
先の衆院東京15区補選では共闘候補の勝利に貢献した「江東市民連合」代表世話人の宇都宮健児・元日弁連会長が講演。都立病院・公社病院の独法化、保健所削減、都営住宅新規建設ゼロ、神宮外苑の樹木伐採など具体例をあげ、小池都政の特徴を「弱者に冷たい」「人権感覚に乏しい」「平和問題に無関心」「都民の声を聞き取る姿勢に乏しい」と指摘。「都政を変えたいという機運は芽生えている。都知事選に勝って、都政を変えましょう」と訴えました。
市民連合おおたの会から推薦を受けた日本共産党の谷川智行・衆院東京4区候補(比例重複)が登壇。都庁前に並ぶ700人には心を寄せず、東京都庁などの壁を照らすプロジェクションマッピングに、今年度25億円を注ぐ小池百合子都政を「光を当てるところが違う」と批判。「新しい都知事を誕生させるとともに、自民党政治を終わらせるために頑張りたい」と決意を表明しました。
共産党の藤田りょうこ都議、無所属の奈須りえ区議があいさつし、立憲民主党の斉藤りえ、ミライ会議のもり愛両都議のメッセージが紹介されました。
(「しんぶん赤旗」2024年5月18日付より)