リニア「調査掘進」について国交省に聞き取る山添拓参院議員(中央)=23日、参院議員会館(しんぶん赤旗提供)

地下深くを掘るリニア中央新幹線工事で、JR東海が東京都町田市小野路で年明け以降に「調査掘進」を始めると発表したことを受け、日本共産党の山添拓参院議員と住民らが23日、国土交通省に聞き取りました。

「調査掘進」は通常、初期掘進と呼ばれる掘進工程の一環。品川区、愛知県春日井市では途中で掘削機が事故を起こし止まっています。

山添氏は「“調査”の名目で、本選になるところであちこち進めている。事故の事実説明もまともにない」と批判しました。

参加者は「品川では掘進機の修理のために、JRの用地内で地上から削孔が検討されている。住宅地で事故がおきれば重大」などと訴えました。

「JR東海の事業」として独自の判断を避ける国交省に対し、山添氏は「国は3兆円の財政投融資を行っており、事業の進捗は償還の確実性に関わる」と指摘、同省の指導責任を問いました。

「来年首都圏で他に調査掘進を行う箇所はあるか」との問いに国交省は、川崎市の梶ヶ谷工区、東百合丘工区で一月に工事説明会を行うと述べました。

田中美保町田市議と本間けんじ大田区議予定候補が参加しました。

(しんぶん赤旗2022年12月28日付より)