北朝鮮ミサイル問題 山添氏が要求 参院外防委

 日本共産党の山添拓議員は13日の参院外交防衛委員会で、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した問題で、平和的解決に向けて関係各国に働きかけるよう政府に迫りました。

質問する山添拓議員=13日、参院外防委(しんぶん赤旗提供)

 山添氏は、政府が北京の「大使館」ルートを通じて北朝鮮に申し入れた抗議内容について「抗議は当然だ。関係国の間で対話と交渉の重要性についてどのように協議し、どう表明したのか」とただしました。しかし、林芳正外相は「厳重に抗議し、最も強い表現で非難した」との答弁に終始しました。

 山添氏は「対話と交渉の中身さえ言えないのか。まともに抗議しているのかさえ疑わしい」と批判。政府は拉致問題や核・ミサイル開発などを包括的に解決するとした日朝平壌宣言などに基づき、北朝鮮に非核化と平和のための交渉に応じるよう求めるべきだと迫りました。

 その上で、5月25日の北朝鮮の弾道ミサイル発射後の国連安保理で北朝鮮への制裁強化について中国やロシアが拒否権を発動し、今月の安保理緊急会合でも一致した対応をとれなかったことを指摘。「両国が平和的解決の立場に立つことが重要だ」と強調し、「政府は両国にどのような働きかけを行ったのか」とただしましたが、林氏はまともに答えませんでした。

 山添氏は「両国は6カ国協議の当事国であり、北朝鮮に安保理決議の履行や非核化に向けた対話を促す役割がある。政府は曖昧にせず、過去の安保理決議、6カ国協議に立ち返るように何度でも迫るべきだ」と主張しました。

(しんぶん赤旗2022年10月14日付より)