日本共産党東京都議団はこのほど、小池百合子知事に、新型コロナ感染者の自宅療養者支援事業の改善と、透析患者のコロナ陽性者への医療体制強化を求める申し入れを行いました。

とや英津子都議は、都が自宅療養者へ食料などの配送を行う「自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)」について、対象者が絞り込まれているため、必要な人に届いていないと強調。「電話したところ、他のサービスを使うよう説得され、一人で我慢した人もいる。希望するすべての人にとどけるようにすべきだ」と訴えました。

応対した都福祉保健局の関口尚志感染症対策部長は「必要な人に届くようにしていきたい」と答えました。

斉藤まりこ都議は、コロナ陽性の透析患者が受け入れ可能な病床が足りていないと指摘。「透析患者は重症化リスクが高い。都が責任を持って病床を確保するべきだ」と強調しました。

関口氏は「透析患者の命を守るよう対応したい」と答えました。

(しんぶん赤旗2022年9月21日付より)