聴衆の拍手に応える(左から)大門、いわぶち、田村、にひ、たけだの各氏=20日、東京・新宿駅西口(しんぶん赤旗提供)

東京・新宿 比例5予定候補そろい踏み

7月の参院選で日本共産党が必勝を期すベストメンバー、比例代表5予定候補が20日、東京・新宿駅西口で勢ぞろいしての街頭演説を行いました。田村智子副委員長・参院議員が司会を兼ね、いわぶち友、たけだ良介、大門みきし各参院議員、にひそうへい前参院議員を紹介。5人は寒風をついて元気いっぱいマイクを握りました。

福島県出身のいわぶち氏は、政府が原発事故の反省もなく原発再稼働や石炭火力発電所に固執していると告発。コロナ禍のもと特に非正規雇用の女性が困窮に追いやられているとして、「ジェンダー平等に本気で取り組む政治へ切り替えよう」とのべました。

たけだ氏は、台風などの災害が激甚化するなか、被災者の運動と党の論戦で公的支援を拡充してきたと強調。気候変動対策に後ろ向きな政府を批判し、「再生可能エネルギーの抜本普及でエネルギーの地産地消を促し、経済の好循環を起こそう」と呼びかけました。

「コロナ禍から暮らしを守りジェンダー平等社会を実現するため一番の頼りが憲法」と話す、にひ氏はコロナ危機を憲法改悪のチャンスと狙う勢力を批判。大軍拡でなく国民の暮らしを守る政治が必要だとして「憲法が生きる日本をつくりたい」と力を込めました。

年間所得が1億円を超えて増えるほど所得税負担率が下がるグラフのパネルを掲げた大門氏。「新自由主義の自由とは大企業のもうけを最大化する自由」と喝破し、人を使い捨てにせず大事にする経済でこそ成長し、感染爆発に強い社会になると力説しました。

政策委員長に就任しての2年が「コロナ危機とのたたかいでもあった」と振り返る田村氏は市民と野党の共闘で政治を動かしてきた実感を語りました。創立100周年を迎える共産党が戦前から「国民が主人公」を掲げてきたと紹介し、5人全員を国会に送り出してほしいと訴えました。

たまたま通りかかったという埼玉県越谷市の会社員の女性(53)は「コロナ禍で救わなければいけない人が政府に見えていない。共産党がいう新自由主義の弊害はその通りだと思う」と話し、弁士に手を振りました。

(「しんぶん赤旗」2022年1月21日付より)