命・健康を支える議席/北区(定数3)そねはじめ予定候補(69)現

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「5千票増を」と奮闘

街頭で女性と対話するそねはじめ候補=東京都北区(写真提供:しんぶん赤旗)

東京都議選(25日告示、7月4日投票)で、北区では日本共産党の、そねはじめ予定候補(69)=現=が7期目をめざしています。定数3に対し主要政党の5人が立候補予定。激しい競り合いです。

そね氏は駅頭や街頭で「コロナ禍で家賃を払えずに路上生活を余儀なくされている人が続出している。コロナで住宅を失った方、失いつつある方を対象に、2万9千戸の空きがある都営住宅の活用をと知事へ申し入れた。コロナ禍を都民が乗り切れるよう全力で取り組みを進めていきます」と訴えています。

そね氏が都営団地をまわり「新型コロナワクチンの接種の予約は取れましたか」と聞くと「全然予約が取れない」という声や「電話で(予約に)4時間くらいかかった」などの声が出されました。そね氏は「いつでも相談してください。家にうかがってインターネットで予約を取るお手伝いをします」と応じました。

検査拡充訴え

自民党、公明党、都民ファースト、維新はワクチン接種について強調しますが、検査拡充については触れていません。そね氏は「ワクチン接種と同時に、駅前などでの無差別・大規模検査で無症状者の発見を」と訴えています。

そね氏の実績は抜群です。自公政権の公的病院削減政策とたたかい、北区の東京北医療センターとして存続させました。今では同区最大の総合病院、急性期病院として地域住民の命と健康を支えています。

認可保育園の増設にも力をいれてきました。2013年9月の都議会で「遊休の都有地を活用すれば建設が進むはず」と具体的な土地を示し提案。北区では2園を実現しました。

北区では、自民党、公明党、都民ファースト、維新が住民の声を無視し、4カ所の大型道路「特定整備路線」計画を推し進めています。そね氏は一貫して住民に寄り添い計画の中止を求めてきました。

宣伝対話に力

前回そね氏は3位当選で次点の自民党候補との差は1239票。

前回落選している自民党は攻勢を強め、ポスター張り出しも進め巻き返しに懸命。前回出馬していない維新も候補を擁立しています。

党北地区委員会は前回得票の3万票から、3万5千票にのばさなければ勝利できないと、「絶対に5千票伸ばそう」と連日奮闘しています。

後援会員への訴えを強めるとともに、地区全体で2000カ所の街宣を一刻も早くやり切り、24日までに7万の対話をめざします。また、SNSの発信を強化しています。

(2021年6月5日付「しんぶん赤旗」より)